埼玉ベルエポック製菓調理専門学校は、2023年4月より埼玉福祉保育医療専門学校と統合し、
【総合専門学校】として埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校に生まれ変わります。
2013 年 10 月 13 日 | 学校ニュース
夜間学科、副担任の鈴木です。
今日は夏に参加してきた、講師向け勉強会に付きまして紹介させて頂きます。
全国のグループ校の製菓授業を受け持つ講師の皆様が、北は 北海道
、南は
福岡
から、東京ベルエポック製菓調理専門学校に集まり、勉強会が有りました。
とは言っても、学生向けの授業とは違うので、ただ勉強するのではなく、私達講師が学生に、どの様に授業を行うのかを学ぶ授業です。
それだけで、イッパイいっぱいです。ww
参加した皆様は、グループ校で各々が授業を担当しているので、当たり前に知識として持っているものを、学生向けドウ分かりやすく伝えるのかの勉強です。
チョコレートは一度溶かしたら、 『 テンパリング
』 と言う作業をして、チョコレートの粒子を整える作業が必要になります。
失敗すると、上手く結晶化しないことは授業を担当する講師の皆様には当たり前の事なのですが、それを言葉だけで伝えるのはナカナカ難しい事で、それを分かりやすく伝える為に、この様なサンプルを作る事を実践して教えてくれました。
まずは、上手に 『 テンパリング(温度調整) 』 が出来ているチョコレートです。
次にチョコレートの大敵、水が混ざってしまった 『テンパリング 』 の失敗したチョコレート・・・
この状態を 『 シュガーブルーム 』 と言います。
混ざった水により、糖分が溶けてしまい、糖分が結晶化してしまう失敗のことです。
次にチョコレートの『 テンパリング 』 の温度調整が失敗したチョコレートです。
この状態を 『 ファットブルーム 』 と言います。
チョコレートの中の脂肪が分離し結晶化してしまった、失敗のことです。
確かに学生には、コレを並べて見せれば、一発で失敗が伝わるわけだ。
なるほど、なるほどー。
今度の授業でさっそく、実践してみようww
講師向け授業の最後に、短時間で即興チョコレート細工製作をしました。
一般的にはチョコレート細工は専用の型を使ったりするのですが、今回は短時間で作ると言う事で、型は一切使用しないで作りました。
限られた時間の中での作業でしたが、各々、個性的なチョコレート細工が出来上がりました。
こんな感じに、私達講師一同も、より良い授業をする為に、常に勉強の毎日です。
皆さーーーーーん、意外だったかな?
また、別の機会に、講師勉強会の事もブログにアップしますねー。
では、さようならーーーーーーーーーーー。ノシ