パティシエ科のドリンク実習
2017 年 12 月 21 日 | 学校長ブログ
パティシエ(パティシエール)は、フランス語で菓子製造人を意味し、ケーキやパイ、スイーツなどのお菓子を製造する職業人を意味します。実際の職業としては、ケーキ屋さんや洋菓子屋さんのイメージがありますが、それぞれ店舗では、テイクアウトばかりではなく、イート・インを行っていることろもあります。そのようなお店では、お菓子にマッチしたドリンクの提供も大切になります。
12月20日(水)は、パティシエ科1年生の選択実習として、ドリンク実習を行いました。
今回の実習では、コーヒーを使った、カフェラテアートとカフェモカの技術を高める取り組みです。
事前準備として、まずコーヒー豆を挽き、それをエスプレッソマシンで抽出。さらにミルクを温めて泡立てます。コーヒーの抽出もその温度と量が重要となります。
準備ができ、まずカフェラテアートに挑みます。エスプレッソコーヒーに泡立ちミルクを注ぎ、その注ぎ口だけでアートを描きます。
今回は、基本となるハートを描きました。なかなかキレイなハート型にはならず、悪戦苦闘しながら、技術を習得しておりました。
続いて、カフェモカの実習。チョコレートシロップにエスプレッソコーヒーを注ぎ、さらにあわ立てミルクを注ぎます。半分ほど注いだところに、漉し網を利用してココアパウダーをまぶし、さらにミルクを注いでアートを描きます。最後にホイップクリームとチョコレートシロップで飾り、余裕があればピンで模様を描きました。
最後の模様付けはなかなかできず、指導者に直接教えてもらいながらの作業です。
その結果、次に様に完成しました!
途中、試飲を繰り返しながら、自分たちのできばえを評価しあい、一人一人の技術とセンスを高める実習に取り組んでおりました。
本校は、卒業後の職業現場で求められるプロとして、すぐに生かされる技術の習得をめざして、多角的な実習に取り組んでおります。本校のカフェ・スイーツ&フード科とは異なる立場でドリンク実習に取り組み、パティシエ(パティシエール)としての幅も広がっていることが実感できました。
学生たちも食を扱う将来の職業人として、確かな技術とそれを表現するセンスを磨き上げながら、一歩一歩プロに近づいていることが実感できていると思われます。
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