埼玉ベルエポック製菓調理専門学校は、2023年4月より埼玉福祉保育医療専門学校と統合し、
【総合専門学校】として埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校に生まれ変わります。
2017 年 8 月 28 日 | 学校長ブログ
夏休みもわずかとなりました8月24日(水)、本校の卒業生が一同に会する「平成29年度同窓会」を実施しました。
卒業生もすでに800名近い人数となりました。仕事の関係もあって参加者は約30名でしたが、パティシエとして、調理師として、バリスタやカフェスタッフとして、それぞれ活躍している様子を見ることができました。
まずはグループに分かれての思い出話。「今どうしているの?」「今の学生たちはどう?」など、同級生との旧交を温めたり、指導を受けた教職員との再会など、そこは時間の流れが止まったような場となりました。
また、本校のスタッフでも卒業生が2名おります。やや立場は微妙ですが、この日ばかりは卒業生として、懐かしい仲間たちと過ごしていました。
続いて会場を変えて、ジュース類を飲みながらの懇談です。
卒業生の中には、フランスの日本料理店のパティシエとして活躍している先輩もいらっしゃいました。たまたま帰国していたタイミングとあったため、参加してくださいました。
「一時体調を崩してお休みしていたけど、今は頑張っています」と、近況を話してくださった方。「本当はホールスタッフになりたいんだけど今はキッチンスタッフです」と、やや不満めいたお話をしてくださった方。「採用の面接もやっています」など、すでに店舗運営の一部を担っている方など、それぞれの活躍の様子を知ることができました。
さて、今回の最後のプログラムは、カフェ夜間部卒業生で、新座市にある「Kondo Coffee Stand」のオーナー兼バリスタとして活躍なさっている、近藤寛之先生による「流行のコーヒー、エアロプレスによる淹れ方」の特別授業です。
コーヒーというとドリップやサイフォン、さらに最近はエスプレッソなどの抽出が多いですが、バリスタ業界ではこの「エアロプレス」が、安定した風味と味わい、コーヒー量や挽き方、湯量等で味のバリエーションもあり、いまやバリスタ界でも人気の抽出法となっているそうです。
今回は、コーヒー量は30g、挽き方は中~中粗挽、湯温は98度、湯量は240g、抽出時間は約50秒で、淹れてくださいました。
もちろん、実際に味を確認させていただきました。
近藤先生は、ちゃんとしたテキストもご用意いただいて、参加した卒業生も、さしずめ学生時代に戻ったように講義を聴いておりました。
卒業生の皆さん。今回の同窓会はいかがだったでしょうか。同窓会を機に、ぜひ学校に活躍している様子を店に来てください。また逆に、悩んだり、行き詰ったりしたとき。ますは学校に顔を出してください。
本校は皆さんの今のキャリアの土台となった場所です。いつでも気軽に尋ねて来てください。また、一緒に学んだ者同士が、お店のスタッフとお役様と言う立場の違いでの再会ができるのも本校の大きな特徴です。それらを生かしながら、さらに自分自身を高めていってください。
在校生の皆さん。先輩たちは、本校での学びを通していまや立派にそれぞれの業界で重要な役割を担っております。ぜひ、先輩に続いて、まずは今をしっかりと取り組んでください。その先には、輝かしい未来が待っています。
なお、今回エアロプレスのお話してくださった近藤寛之先生は、現在本校カフェ・スイーツ&フード科で講師をお願いしております。
その様子は、6月15日の学校長ブログ「カフェ・スイーツ&フード科の取り組み」をご覧ください。