埼玉ベルエポック製菓調理専門学校は、2023年4月より埼玉福祉保育医療専門学校と統合し、
【総合専門学校】として埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校に生まれ変わります。
2017 年 6 月 15 日 | 学校長ブログ
本校には、夜間課程のパティシエ科Ⅱ部とカフェ・スイーツ&フード科があります。いずれも、午後6時10分より授業が行われます。今回は、カフェ・スイーツ&フード科の授業をご紹介いたします。
授業開始時間に「よろしくお願いいたします」の号令とともに「礼」と「黙想」を行って、授業が開始。
コマ・シラバスが配付され、今日の授業の確認。その頃には、日が長くなったとはいえ、外はどんどん暗くなってきました。
この日は「ドリンク」の授業で、バリスタの指導者にエアロプレスを用いたコーヒーのおいしい淹れ方を学んでおります。
用具をセットし、まずは1杯分の量のコーヒー豆を挽きます。豆の量はもちろん、挽き方ひとつで味も変わってしまいます。学生たちは、すでに真剣の取り組んでおります。
エアロプレスに粉を入れ、そこにお湯を注ぎ、蒸らします。この時間が、大きく味を左右します。
そして、一気にプレスして、コーヒーを抽出します。プレスには結構力がいるようで、どの学生も体全体でプレスしておりました。
抽出が終わり、カップに注いで、テイスティングです。お味はいかがだったでしょうか。
学生たちは、抽出時間やお湯の温度等を調整しながら、何度もこの取り組みを繰り返しました。
それもそのはず、この日の授業の最後には、各班の淹れたコーヒーのブラインド・ジャッジによるコンテストが控えています。そのため、その都度指導者に味のチェックをしてもらっておりました。
「酸味が足りないな」「もっと甘みが出るといい」「温度が高いな」「後味がいいね」などと、一つ一つコメントをもらっては、様々な角度から修正を施しておりました。その学習の成果として、各班ごとにオリジナルのレシピが完成していきます。
本校のコンセプトはトップページにもありますように、「みんなに見せたい、流行の「おいしい」がいっぱい。」であり、学習の目標は「新しい流行を生み出すパティシエ・シェフ・バリスタになる」です。
たった1杯のコーヒーでも、学生たちはその奥義を学びながら、新しい流行を生み出すバリスタをめざして、一人一人が明るく研鑽に取り組んでおります。
なお、この夜間課程の「カフェ・スイーツ&フード科」は、来年度は昼間課程の「カフェ・スイーツ科」となります。