埼玉ベルエポック製菓調理専門学校は、2023年4月より埼玉福祉保育医療専門学校と統合し、
【総合専門学校】として埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校に生まれ変わります。
2010 年 7 月 9 日 | 学校生活・授業の様子・特別授業
Bonjour!!
パティシエ科専任講師の堀木です :cake:
来ました!来ましたよついに!!
はるばるフランスからレコール・ヴァローナ校長フレデリック・ボウ先生がっ
僕この先生大好きなんですよ :heart01:
何でかって、頭がいい!そして、熱い!!とにかく僕は熱い人間大好きですから。
今回の講義は、海外研修先でもあるレコール・ヴァローナの授業の概要からパティシエとしての意識の持ち方、日本とフランスの双方の文化の違い、カカオ豆の収穫からチョコレートになるまでの工程、チョコレートのテイスティング、そして、テンパリング(チョコレートの温度調整)にチョコレート細工のデモンストレーションとわずか約2時間でしたが、幅広くそして濃い授業をしてくださいました
僕が、その中でもすごく共感を得た部分がいくつかあり、まず一つは、「Artisan(アルティザン)」(=職人)という言葉なんですが、直訳すると「職人」ですがボウ先生が説明してくださったのは「職人は、想像したものを形にしたり、また、形あるものを新たな想像で変化させたりする人のことを言うんだよ。」と学生に伝えてくれました。
確かに、菓子の材料というのは無形の物が多いです。でも、職人の想像力と行動力で形になっていきます。いわゆる、想像力というのが一人ひとりの個性なんじゃないかと・・・。
そして、パティシエを目指すのであれば「Curiosité(クュリオジテ)」(=好奇心)を常に持ってくださいとおっしゃってました。日本人は、「好奇心」がもっとなければならない。なぜなら、パティシエという業界は、言葉の通り日本の文化ではなく、フランスの文化だから外に目を向けて行動しなければ何も見えてこない。たとえ見えたとしても、いずれ何処かで行き詰ってしまう。だから、常に「Curiosité」を持って進化すべきだと。
チョコレートという素材を使って、職人としてのありかたを伝えるところは、さすがボウ先生だなと感じました。
学生たちも、講義からデモンストレーションまで興味津々でイイ顔をしてました♪「ますます、お菓子作りが面白くなってきたぞ」っていう顔でした。
僕は、そんな学生のキラキラした顔を見るのが大好きです!
だって、僕のコックコートの右腕には「Réaliser un rêve」(=夢を叶える)っていう刺繍があって、その夢っていうのが「僕の持てる最大限の力で、最大限のパティシエを世の中に出してあげることですから」
学生さんたちへ:
殻から出てください!世界を見てください!そして、前へ前へ進んでください!転んだって良いんです。転んだときに見えたものも吸収してください!それが、君たちの夢のかけらですから。
☆1年1組☆
☆1年2組☆
お菓子も夢も元々形のないもの、形がないから想像力は無限です。あとは、君たちの「好奇心」と「行動力」!
追伸。。。
ちなみに、ボウ先生にサプライズプレゼントをしたんです :lovely:
これ↓↓↓
堀木特製「ボウ人形」(マジパンを使用)